8月10日(月)わんぱくキャンプ2日目「森を楽しむ日」
6:00起床。
今朝は、利用施設の朝の集いに参加しました。
この施設は多くの方々が参加しているのですが、今朝は外国人学生のサマーキャンプの団体も一緒でした。
ということで?!なんとラジオ体操がEnglish!
お馴染みのラジオ体操第一の曲に英語での解説&所々で「アメージング!」「ファンタスティック!」「カモーン!」のような掛け声入り。エンターテイメント性の高いラジオ体操に、朝から子どもたちも大人も大ウケでした。
ASOKEN朝の集いでは、junior&seniorスタッフが前夜作成したASOKEN新聞発表、カレーコンテスト結果発表、ASOKENソング、チクサクコール。
今朝は特設ステージを使って一人一言づつ「自分の得意なこと、好きなこと」紹介を実施。
「へぇー」「ほぉー」以外に、早速覚えたての「アメージング」「ファンタスティック」という相槌も飛び出した朝の集いでした。
朝からたくさんご飯を食べて、昨日の振り返り。
この時間は、キャンプの中で最も重要な時間のひとつです。
健康チェック、「あ・ほ・に・な・れ」指数で昨日一日の自分を振り返りました。
「愛情、奉仕、忍耐、仲間、礼節、あほになれ(自分自身が楽しみ、人も楽しませることができたか)」での振り返りは、子ども一人一人の目線や、自己受容力がわかります。
全部が高評価の子もいれば、冷静に自分を見つめる子も、全てが厳しめの評価の子も。
毎日ひとつづつでいいので、出来ることを増やし、自分はすごい!と自信をもってもらいたいと思います。
振り返りの後は、フリーでの表現タイム。
昨日一日を振り返り、自由に絵を描く子、原稿用紙を使い小説を書いたり、作文を書く子、やったことを箇条書きにする子、新聞を作る子…。思い思いに昨日一日を表現していました。
没頭している時の集中力の凄さ、個性的な作品の数々。やっぱり子ども達の可能性は無限大です!
この1週間、たくさんの「自分たちで考え、発表する」場面がありますが、私たちスタッフは、どんな小さなことでも「いいね~」と承認することを大切にしています。
参加すること、表現することの気持ちよさ、人の意見を聞くことの大切さ、家族や信頼できる人に守られている安心感を改めて感じてほしいと思っています。
午前中は「チーム活動」。
まず各チームの色を決め、名前を考え、旗を作りました。
そして、お楽しみのチーム対抗チャレンジゲーム。
チームごとにキャンプ場に設置された30問の課題にチャレンジしました。
子どもたちの得意ななぞなぞやトランプゲーム等の他に、チーム全員チャレンジもあり、大縄跳び連続30回、ビーチボールで20回ラリー、切り株の上に全員で乗って1分間など、汗だくで挑戦していました。
失敗しても次々にアイディアを出し、力の弱い年下の子をカバーしながら挑戦するチーム。切り株チャレンジでは、おぶったり抱っこしたり、肩を支え合ったり。
ビーチボールチャレンジでは、50回以上諦めずに挑戦するチームも。
パスの仕方、輪の大きさ、掛け声のかけ方など、色々工夫し、励まし合い、モチベーション維持をしていました。
成功した時の大歓声に、「ムリだよー」といったんあきらめたチームも、触発され、再チャレンジしていました。
限られた時間内でのチャレンジでしたが、みんなよく頑張りました!!!
午後は、自由に森で遊びます。
ハンモック作り、クラフト(ミサンガ、バンダナ留め、鉛筆キーホルダー)、鬼ごっこ&ドッヂボール、森&川探検。思い思い好きなことをしました。
自分で作ったミサンガやバンダナ留めを身に付け、誇らしげな子に、作ったハンモックをテントサイトに早速設置し、お昼寝したり、何人かでブランコのように乗ったりする子(早速そこで夜寝ている子もいます。子どもたちいわく、自然の音の中で星を見ながら寝るハンモックはサイコ‐なようです。でもハンモックに乗った瞬間寝ているので星見れてるのかなぁ~)。
楽しい午後のプログラムでした。
2回目の飯盒炊飯は、昨日より上手に役割分担ができ、ご飯が炊けました。
多めに作った特性豚丼、トマト、きゅうり一本漬け、中華スープも、子どもたちの食欲の前にあっという間に消えていきます。子どもたちの「おいしいー」という言葉とその食欲のおかげで、キッチンスタッフもまた元気になります。
夜はチームごとにナイトウォークラリーをしながらお風呂へ。
真っ暗な中、ドキドキしながらポイントを探しました。
お風呂あがりにみんなでブルーシートに座り、星を見たり、ゲームをしたりして、今日はおしまい。
今日は昨日よりぐっとチームが成長した一日でした。
昨日よりぐっと関係性が深まり、多くのかかわりが出来る中で、チームが成長していることを感じます。
一歩関係性が深まったチームは「あの子が嫌い」「言うことを聞いてくれない」「私は僕はこうしたいのに…」という自分の主張がたくさん出てきました。
様子見だったチーム状態から、自分の意見が出てきたことを嬉しく思います。
明日は子どもたちが楽しみにしているカヌー。
安全管理に気をつけ、明日も楽しい一日にします。