今日から「第8回・ふるさと留学 わんぱくキャンプ」です。
今年は開催場所を安曇野から高遠に移しましたが、おかげさまで参加者は小学生24名、中学生・高校生5名、スタッフ15名。昨年より増加の総勢44名での賑やかな一週間のスタートとなりました。
今回のキャンプは、仙台、静岡、長野からの参加も。1週間という長期のキャンプに勇気をもって送り出してくださる保護者の皆さま、本当にありがとうございます。
6:30「チームであほになれ」を合言葉に「子どもたちの心身の安心安全管理」についてスタッフブリーフィング。
保護者の皆さんの色々な思いにこたえる意味でも、今年も、冒険も挑戦もすべては子どもたちの心身の安全管理がベースとなることを再確認しました。
8:00 出発。
すぐに渋滞にはまりましたが、バスの中では、「地球でポン」「連想ゲーム」「なぞなぞ」「歌」「自己紹介」「スナックタイム」等で盛り上がりました。まだまだ対スタッフ、対近隣での狭域コミュニケーションではありますが、楽しい時間を過ごしました。
12:45 現地到着。
昨日から現地入りしていたスタッフ&現地集合ゲストと合流。
テントサイトまでの15分。重い荷物を持って砂利道を歩くのがしんどい…。
「重いー」「持ってー」と口にしても持ってもらえないことは分かっているので、黙々と歩く高学年の子どもたち。スタッフにサポートをしてもらいながら、ふぅふぅ頑張って運ぶ低学年の子どもたち。
そのうち高学年の子どもが自分の軽い荷物を年下の子に持たせ、代わりにその子の重い荷物を運ぶというペアが何組か出てきました。…いいなぁ、こういう思いやり。
お昼を食べて、午後のプログラムスタート。
初めての参加者も多いので、お互いを知りあうアイスブレイクをいくつか行い、少しづつ距離を縮めていきます。子どもも大人同様、様子見からのチーム状態スタートです。
5つの生活班チームに分かれて、テント設営。
見本で立てられたテントを見ながら、どうやって立てるのかみんなで考え設営していきます。5チームで14個のテントを建てました。一つ建てるごとに所要時間が短縮され、個人個人できることが増え、できるようになったことを他の子に教えている様子がgoodでした。目に見える成長感、達成感があったテント設営でした。
そして、今日のメインイベント「カレーコンテスト&飯盒炊飯」
5つのチームそれぞれが、様々なジャンルの15種の具材の中から3つだけをチョイスします。
チョイスタイムは15秒。
3つの具材は何にするのか?あれは好き、これは嫌いという各個人の好みも含め、まずはチームで話し合い。
ただし、せっかく決めた具材も、先に別のチームにとられてしまうと作戦は大きく変わらざるをえません。この時の臨機応変な対応力もチーム力のひとつのポイントです。
今日はカレーと1人2合の飯盒炊飯に挑戦。
「火のおこし方」のレクチャーの後、早速実践です。
牛肉と牛乳のモーモーカレー。おつカレー。野菜たっぷりカレー。など5種類のカレーが完成!!
カレー5杯食べた、という子もいるぐらい、どのチームも甲乙つけがたい美味しい出来上がりとなりました。
入浴、就寝。
初日はお天気にも恵まれ、順調な滑り出し。
子どもたちはとっても元気で、たくさんの笑い声、喋り声が聞こえ、活発に活動しています。
juniorスタッフデビューの中学生たちも、去年までの参加者意識から、自ら積極的にサポートする姿勢に変化していました。意識が変わると行動がこんなに変わるんだなぁと改めて感じました。参加者からjuniorスタッフへ、というロールモデルを自ら見せてくれる中学生、高校生、大学生には感謝です。
テントの中で静かにお話しするならいいでしょ?と高らかに夜更かし宣言していた子どもたちでしたが、次々に撃沈。テントサイトには10分程度で静寂が訪れました。
ゆっくりおやすみ~。
チーム状態はまだまだ様子見から1歩進んだぐらいです。
周りの小さなコミュニティでは積極的にサポートできるけれど、
全体的にみると、誰かが何とかするだろう、という依存度がまだまだ高いチームです。
明日は、もう少しチーム状態が変化するプログラムを実施しつつ、
森を楽しむ一日を送る予定です。