2019.8.17

2019わんぱくキャンプ6日目

  • 0
  • コメントする
  • イベント報告

8月16日(木)6日目

IMG_5801 IMG_5899 IMG_6006 IMG_6017 IMG_6032 IMG_6042 IMG_6111 IMG_6137 IMG_6156 IMG_6181 IMG_6186 IMG_6218 IMG_626468866977_2401886120081267_5584417483005100032_n

夜半過ぎから、台風の影響で強い雨が降りました。
でも、テントにあたる規則正しい雨の音は子守唄のようで、みんな朝までぐっすり。
起きたら雨はやんでいました。

みんなが寝ている間に、風で飛ばされないように、雨が浸水しないように、雨の中見回りしてくれたマネジメントスタッフに感謝です。
…このキャンプは小学生の参加者(ゲスト)、中・高校生のジュニアスタッフ、大学生以上のボランティアスタッフで成り立っています。そして、スタッフチームは、ゲストとともに行動するゲストリレーションチーム、常に先回りして色々な準備をするマネジメントチーム、キッチンチームにわかれています。
貴重な夏休みを使って、このキャンプに参加してくれるスタッフには、月並みですが、感謝以外の言葉がみつかりません。自分の得意分野をいかし、先読み行動してくれるASOKENのスタッフは、ボランティアではなく、プロボノといえます。

6時起床。6時半朝の集い。
朝食。健康チェック&昨日の振り返りと今日の目標&日記。

午前中は、まだ台風の影響で曇りだったので、クラフトタイム。
ドリームキャッチャー、ミサンガ、表札。
みんなで歌を歌いながら、夏休みの工作や家族友人へのお土産完成~!
最年長のスタッフと最年少のゲストが
♪ツッパルことが男の~ たったひとつの勲章だって~♪と
同じ歌を歌っていました。

次に、みんなで作った立ちかまどを使って、おやつのマシュマロ焼き。
小学生だけで、火をつけることに挑戦しました。
昨日のペア飯盒炊飯も、ジュニアスタッフや大人スタッフにサポートしてもらっていたので、自分達だけで何からやったらいいのか、少し戸惑い気味で行動もフリーズ…。
そのうち、「新聞紙に火をつけよう」「小さい枝から順番だよね」と行動を開始しました。

途中、マシュマロを食べることだけに気持ちがいってしまって火が消えてしまったり、手伝ってほしいの一言がなかなか言えなくてもどかしかったり、ケンカしたり。でも、最後は役割分担をして、美味しいマシュマロ焼きを楽しむことができました。
「私、この枝持って帰って、おうちでやる!」と、帰りの荷物にマシュマロを焼いた枝をいれている子がいました。よほど美味しかったんだね。

午後は、真夏の日差しの中、川遊び&森遊びをしました。
本当は三滝ハイキングに行く予定でしたが、台風一過で、滝も地面のコンディションもあまり芳しくないため、キャンプ場近くの綺麗な川と草っぱらで遊ぶことにしました。

川で泳ぎ、水かけっこをしました。水が冷たい!気持ちいい!
綺麗な川にはマスがたくさんいて、「今日の夕ご飯獲るどぉー!」とみんなで追い込み漁をしました。
結果21匹。大漁です。お腹をさばき、炭火でじっくり焼きます。
ストーンペイントやスラックライン。すいか割りに種飛ばし競争。
楽しいひと時はあっという間に過ぎ、日がかげってきました。まだまだ遊びたかったね。

最後の飯盒炊飯は、昨日とは違うペアで行います。
火をつけ、お米をとぎ、飯盒でご飯を炊く。
限られた薪、限られた時間でどこまでできるか、昨日の反省を活かして挑戦しました。

川で釣った魚のおなかをさばくのをみんなで見ました。
「かわいそう」「血がたくさん出てる」「やってみたい」反応は様々でしたが、子どもたちが最後に言っていたのは「ちゃんと食べよう」という言葉でした。
魚をさばくのを見たら「もう食べたくない」というかな、と少し心配していましたが、つかまえた魚をちゃんと食べることが大事なこと、と気がついたようです。

またお米をとぐときに、平気でお米をこぼしている子が何人もいました。
流しにこぼれたお米を一緒に拾い集めながら、「お米は88とかくこと。お百姓さんが丹精込めて88回手をかけているといわれていること。お米一粒には88人の神様がいるといわれていること」を話しました。
魚もお米も、みんなの身体にとって大切な食べ物。誰かの命をいただいていることに感謝し無駄にしないこと、美味しく作ってくれた人にも感謝すること。子ども達に話しながら、「ご飯を食べる」という毎日の行為の大切さを私たち大人も忘れないようにしようと思いました。

時間通りにご飯が炊きあがり・・・と、ここでアクシデント発生!
4つのチームのうち1つの飯盒がなんと水を入れ忘れて炊いていたことが発覚。
丸焦げで芯が残ったご飯を前に…「もう一回やろう!」。
一緒に火をおこす子、食器やおかずを運んで食べられるように準備する子、火をおこしている子に麦茶を渡す子、椅子を並べる子…。みんな自分ができることは何か考えて行動していました。

最後の夜ごはんは、食材を作ってくれた人、料理してくれた人、ご飯を炊いた自分たち。
みんなにありがとう!いただきます!の気持ちを込めて、みんなで楽しく食べました。
今日もみんなで完食です。

最後の夜のお楽しみ、キャンプファイヤー。
一発芸大会やジュニアスタッフのゲームなど、踊ったり歌ったり、みんなで盛り上がりました。
今夜は綺麗な月が明るくみんなの顔を照らしてくれています。
月明かりのもとハンモックで寝ている子も、テントでおしゃべりしている子も…おやすみなさい。

過ぎてしまえば、あっという間の一週間でした。
保護者の皆様、勇気をもって送り出していただき、1週間見守って下さってありがとうございます。

1週間、子どもたちの笑顔、泣き顔、つまらなそうな顔、不満そうな顔、嬉しそうな顔…いろいろな表情に出会えました。
1人1人が変わる瞬間や、チームの状態が変化する瞬間にも立ち会わせていただきました。
毎年、子どもたちに学ばせてもらっているのは私たち大人の方だなぁ、と感じます。

明日、最後まで怪我なく楽しく、帰路につきたいと思います。
たくさんの洗濯物と一緒に、たくさんの想い出を聞いてあげてください。
改めて、一週間ありがとうございました。

コメント

    まだコメントはありません。

    コメントを残す