2016.8.13

8月12日(金)2016わんぱくキャンプ6日目

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わんぱくキャンプ6日目

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いつものように6時に起床し、朝の集い、日記、朝食。

 

朝の集いの司会の方が、「国旗掲揚、ラジオ体操の時に前に出てくれる人」を募ると、

多くの子どもが手を挙げてくれました。

ラジオ体操の時には、うちの団体だけほとんど人がいない、という嬉しい悲鳴(笑)

恥ずかしがらずにやってみよう、というその一歩がいいねっ。

 

午前中は昨日発足した自主企画PJメンバーが仕切ってくれました。

「いろんなドッヂボール大会」では、王様ドッヂ、大人対子どもドッヂ等、各チーム本気で対戦。本気で勝ちたいからこそ、悔し涙も出るし、小競り合いも勃発。でもいいんです。

リーダー・デールを中心に、メンバーみんなが、朝早くから準備をしてくれたプログラム。楽しかった~♪

 

昼食後は自由時間。

 

ストーンペイント、ハンモックで読書、バレーボール、冒険の森探検、テントでおしゃべり。

思い思いの時間をすごしました。

 

今日は最後の夜。みんなが楽しみにしているキャンプファイヤーです。

プログラムのひとつに、各チームのスタンツ(出し物)があり、小学生チーム・ジュニアスタッフ(中学生)チーム・大学生チーム・大人チームの4つが「キャンプの思い出」というテーマで発表することに。

 

それにさきがけ、「キャンプファイヤー実行委員長 選挙」を実施しました。

まず「リーダーとはどんな人なのか?」みんなで意見を出しあいました。

 

みんなの意見を聞いてくれる、まとめてくれる、自分の考えをおしつけない、みんなを引っ張っていってくれる、責任感がある、威張らない・・・など、たくさんの意見が出ました。

 

最後に「一人でリーダーになれる?リーダーをリーダーにするのは誰?」と聞くと、満場一致で「みんな」という答え。リーダー一人じゃなくて、みんなが盛り上げないとダメ、と。

 

キャンプファイヤー実行委員長には、4名が立候補してくれました。

みんなの前で、なぜ実行委員長をやりたいのか、自分が委員長になったらどんなキャンプファイヤーにしたいのかを演説。

それをうけて、選ぶ側は「なぜこの人がいいと思ったのか」の理由を書き、1人2票投票。

 

落ちるかもしれないという不安や恥ずかしさを超えて立候補しようという勇気、自分のためみんなのためにやってみようと挑戦する気持ち。立候補した4名に大きな拍手を送ります。

実行委員長になるのは1人だけですが、自分に票を入れてくれた人がなぜ自分を選んでくれたのか、その理由はひとつひとつすばらしいものでした。みんなが教えてくれた自分の強みは、一歩踏み出す勇気にこたえてくれた宝物です。

 

ここから1時間半という限られた時間で各チームスタンツを考え、本番に備えて練習します!

ジュニアスタッフをはじめ、スタッフもそれぞれ打ち合わせするので、小学生だけで考える1時間半。

 

遠くから見守っていると・・・

実行委員長が進行し、周りにいる数名がサポートし始めました。

キャンプファイヤーの目的はなにか?

劇か?ダンスか?

しおりに入っている企画シートを使って進行。途中、話がずれると「目的と違う」と、ここまでの自主企画の経験がさっそくみんなにいかされています。

 

始まって20分。順調に進んでいた話し合いが突然決裂。

自分が思っていたことができないからやりたくない、やる意味ない、と放棄する子。

ほかの遊びをしはじめる子。自分勝手にしゃべる子。この状況をただ傍観するしかない子。

・・・時間が過ぎていきます。

 

助けを求めてやってくる子に、自分たちで解決するように促すスタッフも、実は内心ハラハラです。

 

しばらくすると、中心になって進めていた子以外に動きがみえてきました。

遊んでいる子を叱る子、何がやりたいの?と相手の気持ちを聞く子、一緒にやろうよと誘いにいく子。気持ちがだんだんまとまっていく兆しがみえ・・・また分裂の繰り返し。

いったいどうなるんだろう、という状況の中、時間が終了しました。

 

最後の飯盒炊飯は「ペアチャレンジ」を実施しました。

 

初日から何回か飯盒炊飯をやってきて、子どもたちから出てくる言葉にいくつか気になるものがありました。

「やりたいけどやらせてもらえない」「どうせ無理」「自分がやったんじゃない」

自分ではない誰かのせいでできない、誰かがやったことだから自分は責任をもたなくてもいいという言葉。

 

だったら、2人という最小単位チームで、時間内にミッションをクリアすることで、最初から最後まできちんと責任をもって何かを成し遂げる体験をしてほしい。

 

くじ引きで決められたペア10組が1時間で2合ご飯を炊く。

1時間で終わらなかったチームはそこまで。

 

ミッションスタートです。

 

薪を集める、火をつける、お米をはかっていれる、研ぐ、火を育てる、ご飯の状況をみる、薪が足りなくなったら集めに行く・・・。

昨日までチーム4人の誰かがやってくれていたこと。自分がやらなくても炊けていたご飯。

今日は2人で全て行わなくてはなりません。

 

1時間後(正確には5分過ぎでしたが)自分たちの目の前に美味しいご飯が炊きあがり、そして、今回のキャンプで初めて「飯盒ご飯」を完食することができました。

 

各チームで食器、飯盒を洗い、かまどの残り灰も片付けて、最後の夕飯が終了しました。

 

やることはわかっている。ちょっとだけやってみたいなとも思っている。

でも理由をつけてやらなくてもすむ術も知っている。

やらなければ失敗もしないし、誰かに怒られたりしなくてもすむ。

 

でも、挑戦は1人じゃなくて誰かがサポートしてくれること、できた!という気分は気持ちいいことを少しだけでも感じてくれたら嬉しく思います。

 

最後の夜のキャンプファイヤー。

実行委員長の開会宣言のもと、実行委員長に立候補してくれた3名が火の神として登場!キャンプファイヤーのスタートです。

歌ったりダンスをしたりした後、いよいよスタンツの発表です。

 

トップバッター・ジュニアスタッフの「ASOKENソング 思いっきり出会おうダンス」

2番目・小学生チームの「千代田湖畔で起きた事件」

3番目・大学生チームの「わんぱくキャンプでの細かすぎて伝わらない物まね」

4番目・大人チームの「あほになれレンジャー」

 

大笑いの楽しい時間でした。

子どもたちは、きちんと千代田湖畔でおきた出来事を事件風にアレンジし、裁判劇にしていました。キャンプ中、どちらかというとみんなから注意を促されていた子が立派に主役をつとめ、周りがしっかりサポートしていました。

 

みんなが役割をもって参加した小学生のスタンツ。

最高の発表でした!!

 

今夜は好きな場所で自由に寝ていい日。

 

ペルセウス座流星群は、残念ながら曇って見れなかったけれど、思い思いの最後の夜をすごしました。

 

明日は最終日。

最後まで怪我なく、楽しいわんぱくキャンプになりますように。

 

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