2012.8.9

人を育てる

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ここ1週間で、研修のオリエンというご縁があり、3人の人材育成に携わる責任者にお会いしました。

それぞれに思いがあり、人の育て方に対して考えがあり、とても勉強になりました。

1人目は、研修をやりたいんです、多分あまり変わらないとは思うけれど・・・
2人目は、研修をやりたいんです、現場で頑張っている人たちの疲弊感を取り除いて仕事をやりやすくしてあげたいんです。
3人目は、研修をやりたいんです、この部署のこの人達が変われば、組織が変わって、会社が変わるから!!

なんだかドラッカーの3人の石工の話みたいですね(笑)

こんなことをいうと色々なお仕事をしている方に対して、語弊があるかもしれませんが、人材育成にかかわる部署の方は、業績がわかりやすい仕事と違い、役割を演じているのか、本当に強い思いがあるのか、がすぐにわかる気がします。
言葉の端々に、他人事か自分事かの表現が出るのです。

人を育てる仕事は教育や子育てと同じで、すぐに成果がでるものではありません。
でも、今やらないと後々絶対に後悔する大事な「緊急ではないけれど重要な項目」です。

入り込まずに役割として淡々とこなしたほうが疲弊しない、という方もいると思います。
これは個人的な考え方ですが、私は、やるならとことんとう強い信念や思いをもった方を応援したいと思ってしまいます。

母親が「子育てなんて死ぬまで・・・もしかしたら死んだあとでも、正しかったかどうかなんてわからないよ。何が本当に正しいのかなんて誰もわからないし。でも、命をかけた見返りを求めない一回限りの大きな仕事だよ」と話していたことを思い出しました。

会社の人材育成はそこまで大袈裟なものではないでしょう。
当然会社として見返りも求めますし、トライ&エラーを繰り返すことも出来ます。
私のお手伝いできる範囲は、本当に微々たるものです。

でも、人は実験道具ではないし、切る切られるという存在でもないし、だれでも得意分野はあるし、必要とされたいと願っていると思います。

まだまだ微力ではありますが、チームでやる意義、色々な人がいる意味を、私ができる精一杯でサポートさせていただきたいと思っています。

日曜日からは、1週間のわんぱくキャンプです。
初めての子ども、何度も来てくれている子ども、はじめてのスタッフ、ベテランスタッフ・・・。
今年のキャンプも、様々なドラマがあり、子どもも大人も、たくさんの泣き笑いと成長がありそうです。

365日のうちのたった7日ではありますが、子どもの胸に残る、アンカーになる1週間にしたいと思います。

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