【リーダーをリーダーにするのは…】
新入社員研修月間ですね。
ASOKENでも、新入社員研修をいくつか担当させていただいています。
研修プログラムの中には、組織で仕事をする疑似体験として、クラスに一人の代表者をたて、その代表者に指示を出して進行するものがあります。
結果として、時間通りに終わらない、十分な成果を生み出せないという状況が生まれます。
今回も同様のことがありましたので「代表者はリーダーとしての役割を果たしていたか?」という問を投げかけてみました。
すると、メンバーから、はっきりではないけれど、「メンバーを牽引しきれていなかった」「指示を明確に伝えてくれなかった」「成果が出るようなバックアップが足りなかった」などリーダーのマイナス点を指摘する声が出てきました。
そこで、「どうしたらリーダーがリーダーになれるんだろうか?」と考えてもらいました。
「指示がわからないところはリーダーに聞けばよかった」「リーダーに中間報告をすればよかった」「私たちがリーダーをバックアップすればよかった」などの意見が出ました。
ついつい、リーダーには期待してしまいます。リーダーなんだから、明確な方向性を示して、チームを引っ張り、困ったことが起こったら解決して欲しい。
でも、リーダーも完璧なわけではありません。リーダーをリーダーにするのはメンバーの力、そして、そう言う環境であれば、誰もがリーダーとしてチャレンジできるのではないか…
また、ひとつ学びがありました。
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