2013.8.17

8月16日 わんぱくキャンプ 6日目 まとめの日

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6:45 朝の集い&野菜収穫
     朝のあいさつ、お目覚め体操、各チームのリーダーから一言、中学生新聞発表、
     今日のスケジュール、今日のお約束、ASOKENソング、チクサクコール
7:30 朝食(ご飯、具だくさん納豆、スクランブルエッグ、味噌汁)
8:30 東平庵のゴミ拾い、片づけ

お目覚め体操は、えみこちゃん作の「おっこねて体操」をみんなで覚えました♪
その後、東平庵で育てていただいた「なす、トマト、おくら」を収穫しました。おくらは
その日の朝の納豆に早速入っていました。

天平の森に戻り…
健康チェック・昨日の振り返りグッド&ベター(がんばったこと&もっとがんばれたこ
と)・日記

今日のチームと目標は・・・
○グリーン「わんぱくスタイルでいつ片づけるの?今でしょ!」
リーダー こういち/エンターテイメント なご/生活 あまね/食事 みず/スタッフ トッティ
○レッド「メリハリをきちんとつけて、全てを楽しく!」
リーダー BOY/エンターテイメント りょう/生活 ゴリラ/食事 ドナルド/スタッフ MAX
○イエロー「one for all、all for one 1人はみんなのために、みんなは一人のために」
リーダー ひろき/エンターテイメント ともみん/生活 ゆうた/食事 りひと/スタッフ 大将
○オレンジ「テキパキとテントをたたむ」
リーダー るーちゃん/エンターテイメント しょう/生活 デール/食事 るーちゃん/スタッフ マリオ
○ブルー「今まで使ったものや場所に感謝をしよう」
リーダー やしろ/エンターテイメント インディ/生活 マリー/食事 すみ/スタッフ えみこちゃん

6日目は「まとめの日」です。
お互いに色々な共通体験や成功体験をし、かなりわかり合えてきたせいか、「メリハリ」というのが難しい時があります。また、かなり我が出てきたのか、やりたくない係や、なんとなく班のメンバーが気に入らないとブスッとしている様子も見受けられます。

今日は、中学3年生のジュニアスタッフ2人が、今までのようなサポートではなく、班付きのスタッフになったため、なんとなく全体的に浮き足立っている様子も。

そこで、昨夜の激しい雨で(私たちが不在にしている間に、天平の森は落雷のため停電になったとか…)テントがまだ濡れていることもあり、急遽予定を変更し、午前中に、落ち着いて話し合いや振り返りをする機会を設けました。
落ち着いて、メリハリつけて、残りの2日間を過ごしてほしい。
楽しむときは思いきり笑って、はしゃいで、泣いてほしい。五感を目一杯つかってほしい。

まずは、係ごとに集まり、係として何が大切か、自分は何を心がけていこうか、自分の責任分担を明確にする話し合い。

リーダー:やる気とけじめでみんなを引っ張っていく&掛け声をかける
エンタメ:やるときはやるメリハリ。失敗しても楽しめるようにする
生活:来た時よりも美しく。整理整頓。ペグをきちんと洗う。トイレのスリッパをそろえる。
食事:準備と片づけをきちんとやる。食べ物を粗末にしない。

係りの役割ってなんだろう、みんなのために自分は何をしたらいいだろうという問いかけに、年齢に関係なく、みんなで具体的なアイディアを出していました。
みんな本当はわかってるんですよね。「役割意識」ってことを。
ただ、自らやりたいこととして腹落ちしてないと、怒られたり注意されるまでは、ま、いっか~って流されちゃうんですよね。…まだまだ私たちスタッフも学びの多い日々です。
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最後のイベント「キャンプファイヤー実行委員会」発足。
キャンプファイヤー中、子どもたちみんなで行う出し物をリードする実行委員長を選挙で決めました。
今回は2人が立候補。演説、投票の末、実行委員長決定。

今までとは目の色が違った。
やってくれると思う。
○○なら、絶対にみんなをまとめて、思い出に残るものを作れると思う。
・・・など、若手議員に期待する町の声のようなコメントが。

それを聞いた実行委員長は、泣きそうになっていました。

キャンプファイヤーというひとつのイベントごときで大袈裟と思われるかもしれませんが、勇気をもって立ち上がり、人に期待され、悩んで、協力を仰いで…また、人は大きくなっていくんですよね。
自ら機会を創り出した実行委員長は、その機会によって自らを変えることができるのでしょうか。
1週間という短い時間ですが、このキャンプを通して、一人一人、自らどんな挑戦をし、どんな風に変わっていくんでしょうか…。

「お昼までに決める」という締め切りだけ設定し、プログラムスタッフ抜き。
その場は、安全管理のスタッフのみを残し、一切口を出さず、子どもたちだけで、出し物の打ち合わせは進行していきました。
途中、激しい口論や、大きな声も聞こえましたが、それもチームの発達段階のひとつ。
今夜の出し物が楽しみです。

お昼を食べ、午後はテントサイトの撤収。
来た時よりも美しく。
テントもペグもきちんと片づけ、トイレの穴も埋め、何もない草原に。
やけに広く感じました。

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最後の飯盒。
今日のテーマは「自分たちだけでご飯を炊く」です。
これまで、班付きのスタッフが、少しだけサポートしたり、導入を手伝っていたのを一切やめ、最初から最後まで子どもだけで挑戦しました。

今回、飯ごうのテーマ設定は、シニアスタッフのいっちゃんにお願いしました。
全権委任された彼は、迷いに迷って、これに決めていました。
「決められた量の薪でご飯を炊く、と、子どもだけでご飯を炊く」
迷ったけれど…、時間もかかるかもしれないけれど…、最後の日にこのチャレンジをしようと決意した彼の勇気と、子どもを信じる力に拍手を送りたいと思いました。
いっちゃん、ありがとう。

最後の夕飯は、美味しく炊けた飯盒ご飯と、煮込みハンバーグ、サラダ。
4個もハンバーグを食べた子も、ご飯を3合近く食べた子も。
みんなで楽しく、美味しく、ご飯をいただきました。

そして、キャンプ最後のイベント「キャンプファイヤー」
何もなくなったテントサイトで、みんなで歌ったり、踊ったり、笑ったり、泣いたり…。思い思いの感情をぶつけあいました。

子どもたちの出し物(スタンツ)は、みんなで楽しめる「じゃんけん列車」と、トッティのお目覚め体操をサビの振付にした「踊るポンポコリンぴーひゃら音頭」。
時間がなかったのに出し物を2つも考えたり、みんなで楽しめる工夫が凝らされていました。やるなぁ、子どもたち~♪♪
小学校1年生から中学校3年生まで、みんな笑顔、笑顔、笑顔…。いいね、笑顔って。

最後に、1週間、朝から晩まで、24時間そばで見守っていたプログラムチームスタッフから、子どもたちみんなにメダルの授与がありました。
一人一人に言葉を贈りながら、想いを込めて、メダルを渡していました。
1週間ずっと子どもたちに寄り添い、成長を見守っていたプログラムスタッフだからこそ贈ることのできる数々の言葉に、子どもたちも見ているスタッフも想いがあふれて、気が付くとみんな泣いていました。

最後にジェームスからみんなにメッセージ。
「今、みんなの胸にあるメダルは、この一週間頑張ったことが認められたメダルだよね。本当にいろんなことにチャレンジしたと思います。よく頑張りました。おめでとう。みんなは、これからもいろんなことにチャレンジすると思います。その時、すごく頑張ったのに認められないことや、あまり頑張っていないのに認められちゃうこともあるでしょう。でも、本当に頑張ったか頑張ってないかを知ってるのって誰だろう?」
「自分!!」
「そう、自分だよね。だから、他人がどうこうじゃなくて、自分で自分を認められるような人生を送って欲しい。みんななら、必ず出来る。なぜなら、本当にこの一週間頑張ってきたから。また来年、大きくなったみんなとたくさんチャレンジできることを楽しみにしています」

最後の夜。長峰山の山頂で星を見たり、朝日を見たい子は、大自然の中で就寝。
おやすみなさい。

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BOY「テンションアゲアゲな人」
しょう「誠の人」
なご「優しい人」
あまね「芸術家な人」
ゴリラ「たのしい人」
マリー「やわらかい人」
やしろ「歩む人」
みず「いつも元気っ子な人」
ゆうた「助けてくれる人」
すみ「すぐに笑顔にかえる人」
ともみん「みんなのお姉さんな人」
デール「みんなのことをすぐ笑顔にかえられる人」
りょう「なんでも頑張れる人」
ドナルド「プロフェッショナルな人」
インディ「ゆるがない人」
ひろき「いつも元気な人」
こういち「ムードメーカなキラキラした人」
りひと「みんなのアイドルな人」
るーちゃん「営業ピカイチな人」
MAX「成長した人」
大将「なんだかんだやっぱりオモロイ人」
この一言の後ろには、たくさんの成長や発見、気づきや学びがありました。
みんなおめでとう~!!

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