第7回ふるさと留学・わんぱくキャンプスタート。
18名中3名が初参加であとはリピーターのお子さんが多かったためか、初日のチームの立ち上がりはとてもスムーズでした。
しかし、我々のスタートを台風がお祝いしてくれるかのようなアクシデント連発~。
ひとつめは、新宿から松本駅に向かう電車が、強風大雨のため1時間近く遅延。
1時間に1本しかないローカル線への乗り換えのため、現地に先入りしているスタッフや、現地合流の保護者と連絡をとりあい、結果的に、二転三転しつつ、ほぼ予定どおり無事に天平の森に到着しました。ホッ・・・(-_-;)
ふたつめは、17:00~19:00までの2時間の突然の停電。
野外炊飯中、強風で電線が切れ、突然の停電。
でも、子どもたちは動じることなく、薄曇りの光と、野外炊飯の炎、ランタンの明かりの中、カレーを作ってくれました。
各チームのプレゼンテーションの際は、みんなが持っているライトをスポットライトがわりにし、むしろいつもより華やかなプレゼンになりました。
カレーを食べ始めた瞬間、停電から復活。
「電気ってすごいねぇ」「明るいねェ」といいつつ、たくさんカレーを食べました。
今日一日を軽く振り返ると・・・。
わんぱくキャンプ7回目の今回は、小学生15名、中高校生3名、スタッフ13名。総勢31名の大家族。
いつものようにバスではなく、初めて電車を利用。
なぞなぞをしたり、トランプをしたり、物真似や一発芸をしたり・・・。
4時間(本当は3時間予定が遅延で4時間)はあっという間。
お昼を食べたあと、みんなでコミュニケーションゲーム。
午後はテント設営の予定でしたが、あいにくの強風なので、今日は研修棟で宿泊することに。
テントをたてる時間分、じっくりコミュニケーションゲームを行いました。
「無人島に持っていく食べ物ひとつとその理由」を紹介したり、「名前積み上げ自己紹介」をしたり。あっという間に、お互いの名前を覚えることができました。
その後「ルックダウン&ルックアップ」というゲームで、「人と目があう時の嬉しい気持ち」「目をあわせるコミュ二ケーションの大切さ」を振り返り。
また、逆に、チームワークを乱すようなことをしていた時に、ふと誰かと目があった時の「きまずい気持ち」「勇気をもって人に注意すること」などを振り返りました。
このキャンプ中、大切にしたいことのひとつです。
次に全員で「パタパタ」というプログラムに挑戦。
両手を両隣のひととクロスさせ、確実かつどのぐらい早く1周まわせるか、というもの。
最初1分近かったタイムも、「どうやったら」とみんなで意見を出し合い、何度も挑戦し、最終的に10秒をきることができました。
「あきらめないでみんなで挑戦すること」「誰かが何かアイディアを出したらいいね、という大切さ」「すぐにやってみる挑戦心」などを振り返りました。
今日の活動はテント班です。
各チームの名前、目標、リーダーを決めたら、いよいよお楽しみ「カレーコンテスト」!!
ゲームプログラムで勝ったチームから、好きな具材をひとつづつ選べます。
「どうする?」「3番目だと欲しい肉はないから、先に野菜をとろう」「ルーは甘口?中辛?」など、チームの中での好き嫌い攻防戦もふまえ、食材が選ばれていきます。
男の夏野菜カレー、かかれ~!!など、美味しいカレーが4種類できました。
明日のコンテストの結果が楽しみです。
入浴のあとは、みんなでサークルになり、「今日がんばったこと」「明日がんばりたいこと」を一人一言発表。
座禅で心を落ち着かせ、就寝。
就寝後、ジュニアスタッフ恒例となった「中学生新聞」も着々と進み、スタッフMTGも無事に終了。
台風による強風の影響はありましたが、幸先のいいスタートでした。
電車に乗る時に、大きな子が小さな子の荷物をサポートしたり、カレーコンテストで使用した鍋のコゲをピカピカにしてくれたり、早く準備が出来た子が、会場設定のお手伝いをしれくれたり・・・。
通常だと、初日はとかく自分のことで精いっぱいなのに、今日は「自分にできることはないか」を探して動いてくれた子がとても多かったように感じます。
いいですねっ。
明日は、さらに一歩、本人が望む形にすすめられるように、スタッフ一同サポートします。
今年のキャンプは「毎日ひとつでも出来ることを増やす」ことに注力し、日々、安心安全にあほになれ精神で過ごしていきます。
明日はどんな一日になるかなぁ・・・。どうかお天気になりますように。