研修プログラムの中で、具体的目標を策定する際、
遠いゴールから逆算するのが得意な人と、どうしても苦手な人がいます。
イチロー選手や本田圭祐選手のように「●●になる」というゴールから逆算できる人ってどのぐらいいるんでしょう。
私自身も、将来こうなりたい!というところから逆算して今の仕事についているわけではないので、なんとなくもやもやしていました。
今日、中井隆栄氏のメルマガを拝読し、やはり「目標型」と「展開型」2つのタイプがあるんだなぁ、と思ったので、以下、一部、シェアします。
なんかすっきり。
価値観とか絶対に譲れないものはあるけれど、自分に与えられた使命や役割を精一杯やっていると見えてくるもの、出会う人っていますよね。
早速、研修時に使用する目標設定シートを改良してみよーっと。
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今年も残り3ヶ月という、ちょうど良い機会なので
今日はタイムマネジメントについて
お伝えしますね。
人はよく人生のタイムマネジメントとして
1年、あるいは10年先の
タイムマネジメントをしようとします。
でも残念ながら脳は、そんな先のことまで
意識することができません。
せいぜい意識できるのは
海馬に記憶をとどめておける
4週間分ぐらいなのです。
ただ大事なのは具体的に、1年後、10年後の目標に
日付をつけるイメージが持てるかどうかなのです。
ポイントは、人生の2つのタイプである
「目標型」か「展開型」なのか?
自分のタイプを知ることなのです。
「目標型」の人は、遠い将来の目標を設定して
それに向かって夢を実現することができます。
「展開型」は、遠くの目標設定が得意ではなく
その場の自然な展開により
目標が決まるタイプといえます。
山登りを例にして、具体的に説明すると
「目標型」の人は自分の登りたい山を自分で決めて
その山頂に向かって一生懸命登ろうとします。
一方で「展開型」の人は、あまり先のことは見えないので
一人では山を登ろうとせず、誰かに出会って
山登りに誘われてはじめて山に登ろうとするのです。
人との出会いや縁、日々の出来事が将来を形成していく
タイプといえます。
このように説明すると、一見 「目標型」の人は
将来の目標を実現でき、「展開型」の人は
実現しにくいように見えますがそうではありません。
最初にゴールを決めるか、短期目標を決めるか
その違いだけです。
ゴールを決める「目標型」の人も、
一人でゴールに向かっていくことはできず
その途中に素晴らしい出会いがないと成功はできません。
「展開型』の人には、まず出会いや縁で起こる出来事が
あって、その後で目標が定まっていく形で
順番が違うだけでどちらもやることは同じなのです。
このように人にはタイプがあります。
人生のタイムマネジメントは
自分が「目標型」か「展開型」なのか
そのタイプを知ることから始めましょう。
よく分からないという人には
「目標型」の人間なのか「展開型」の人間なのか
判断できる質問があるので
試してみてください。
→ 遠い目標に日付を入れられますか?
→ 目標の日付から逆算して長期予定が立てられますか?
→ 日付を入れることによって、モチベーションが上がりますか?
全ての答えが “イエス” なら
あなたは「目標型」の人間です。
答えが “ノー” なら
「展開型」です。
“イエス”の人は、大きな目標を設定して
それに向かって一つひとつ実現していきましょう。
“ノー”の人は、一期一会の精神で、
日々の出会いや出来事に感謝し
その展開を将来に結び付けていきましょう。
それでは今日も、充実した1日をお過ごしくださいね。
◆中井隆栄 経営塾 ポータルサイト http://www.magiclamp.co.jp/
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