2016わんぱくキャンプ1日目
今年で9回目となるわんぱくキャンプ。
今年は直前の体調不良キャンセルなどもあり、小学生20名、中学生6名、スタッフ11名体制。台風の進路だけ気がかりですが、無事にスタートしました。
5:30 マネジメント先発隊出発。
6:50 スタッフ最終ブリーフィング。
7:30 受付開始
8:00 元気に出発!行ってきます!
毎回、この出発の時は、親元を離れるお子さんの不安そうな顔を見つつ、1週間預けてくださる保護者の皆さんに改めて感謝し、怪我なく安心安全にあほになれるキャンプにしなければと、スタッフ一同気持ちが引き締まります。
夏休みとあって若干渋滞気味でしたが、中学生Jrスタッフが考えてきたバスレクを中心に、みんなで歌ったり、工夫したゲームをしたり。あっという間の4時間でした。
中学生Jrスタッフ6名は、みんなもともと参加者(ゲスト)だったお子さんたちです。
このキャンプ実施にあたり、ゲーム理論、チームビルディング研修など受講し、今日に備えてきました。
中学生になったら当たり前のようにJrスタッフになるロールモデルを継承してくれる頼もしいお兄さん、お姉さんです。
12:00 国立信州高遠青少年自然の家 キャンプ場到着。
到着最初の試練は「キャンプ場まで重い荷物をかついで15分歩く」こと。
「おもい~!」と言ったら代わりに持ってくれるお父さん、お母さんはいません。
高学年が低学年を助けたり、逆に低学年が高学年を助けたり。汗だくでキャンプ場に到着。
お昼ごはんを食べ、開村式。
バスの中ではあんなに元気だったのに、自己紹介タイムでは、ささやくような声で、視線もまだまだ泳ぎがち…
2人組からスタートし、最後は全員で一緒にチャンレジするゲームや、チーム対抗ゲームを入れながら、お互い知り合っていきます。
本日ひとつめの山場は「テント設営」。
時間内に見本のテントと同じ形になるように、チームで試行錯誤したり、わかるスタッフを連れてきて教えてもらったり。
最初は、やり方がわからず手を出せなかった子も、リピート参加の子たちの率先してやる姿や、一緒にやろうよという誘いに、ちょっとづつ参加していきます。
みんなの協力のおかげで、テントを無事にはることができ、ジュースで乾杯!
テントに荷物を入れ、続いては、「飯ごう炊飯」。
ジュニアスタッフによる「薪の作り方」「飯ごうの使い方」「火のつけ方」講座のあと、各チーム5合づつご飯を炊きました。
少し芯の残ったごはんや、焦げたものもありましたが、自分たちで炊いたご飯は美味しく、
それに、豚バラ焼肉&ソーセージ、野菜炒め、わかめスープで夕飯。
おいしい!と何回もおかわりしてくれる子もたくさんいて、キッチンスタッフにとって嬉しい瞬間です。
片付け、入浴、就寝。
ジュニアスタッフは恒例「ASOKEN新聞」作成。
日中は30度越えでしたが、日が暮れるとかなり肌寒い高遠です。
初日はあっという間に終了しました。
スタートとしては、まずまずの滑り出し。
一緒に活動する友達のことを「あの人」と呼ぶようなお互いに距離感をはかっている状態からのスタート。
それぞれに取り組みのスピードは異なります。いきなりトップギアで参加できる子もいるし、徐々にという子もいます。
まず、今日のスタッフチームの目標は「とにかくお互いに知る。距離を近づける。たくさんコミュニケーションをとる」こと。
今日一日の終了時は、テントチーム、生活チーム、それぞれでお互いに声をかけながらの動きがなんとなくできるようになっていました。まずは初日一歩前進です。
明日は、森で遊ぶ日。
チームの中で、リーダー・生活係・食事係・エンターテイメント係などを決め、各自の役割を明確にし、キャンプ生活の規律と、自然の中で遊ぶ楽しさをサポートしたいと思います。