2015.8.15

8月14日(金)わんぱくキャンプ6日目「自主企画の日」

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8月14日(金)わんぱくキャンプ6日目「自主企画の日」

 

わんぱくキャンプ6日目。

6:00起床。

昨日の飯盒やお皿を洗い、朝の集い。

なんとなくピリッとしない状態だったので、今朝は何度も「おはようございます」をみんなでいいました。

昨夜もお米を半分以上こぼしていたり、足でふんでいたので、かなりの檄がとびましたが、「あほになれ」の「れ・礼節」は私たちが大事にしているひとつです。

 

朝の集いでは、プログラム、マネジメント、キッチンのリーダーから、それぞれ連絡事項。

その後、健康チェック&昨日の「あ・ほ・に・な・れ」指数&一日の振り返り。

 

今日は「自主企画の日」。

 

昨日の改善点をいかし、役割分担。

朝ごはんのホットドッグ&お昼ごはんのきゅうりを作る人、かまどの火をおこしてお湯をわかしてコーンスープを作る人、昼食用のお米を研いで炊く人、サバイバル焼きを巻く人。

朝と昼を同時進行し、9:30からの朝食を目標としました。

 

…結果、9:30いただきます! 目標達成です! おめでとうー。

 

午前中はプログラムチームの仕切りで、ドッチボールとどろけいを楽しみました。

大人も混じっての本気のドッヂボールは、スタッフも大興奮でした。

 

お昼はいよいよ待ちに待ったサバイバル焼き。美味しく焼けていました。

今日の朝ごはん、お昼ご飯はチームを超えた連携が出来ていました。素晴らしい!

 

千代田湖を後にし、一路キャンプ場へ。

がんばったみんなでご褒美のアイスクリームで乾杯~♪

 

最後に、各セクションのリーダーとサブリーダーが一言づつ挨拶をしました。

初めてリーダーをやったけれどこんなに大変だとは思わなかった、頼りないリーダーだったけれどみんなのおかげで最後までできた、次は絶対にリーダーになりたい、立候補しようか迷ったけれど、みんなの楽しそうな顔を見て、やってよかったと思った、など、周りへの感謝も忘れない挨拶でした。

リーダーをやった子が、「○○してくださいって言ってもやってくれないし、何度ももう~!ってむかついたけど、自分が頼りなかったし、まずは自分がやらないとダメだよね」と話してくれました。大人でもなかなかそこに気づけない中、素晴らしい気づきです。

 

さて、わんぱくキャンプ3回目の選挙。

今日は、キャンプファイヤー実行委員長を選出します。

「全員参加で自分達もみんなも楽しくさせる出し物をする。」

 

立候補者は6名。

ここまでの選挙で次点になった3名、新たに立候補した3名。

それぞれ、自分が実行委員長に立候補した理由とどんなキャンプファイヤーにしたいかをスピーチ。全員しっかり自分の考えを表現していました。

 

投票の結果、実行委員長に選ばれた子は、1年生の時からずっと毎回実行委員長に立候補し、ついに当選した子。色々な思いがこみ上げたのか、泣いていました。

 

一歩踏み出す気持ち、自分のために誰かのために何かをしたいと思う気持ち、負けたことを悔しく思う気持ち、あきらめず挑戦しようと思う気持ち。どれも大切にしたい気持ちです。

 

夕飯まで1時間半。

小学生、中高生、大学生、社会人、それぞれのチームでスタンツ(出し物)ミーティング。

実行委員長・サブ実行委員長を中心に、ここまでリーダーをしてきた子や高学年がサポートをし、低学年もどんどん手を挙げていました。

劇、歌、一発芸、お笑いなど、色々な意見が出ていましたが、さて、結果や如何に?!

話し合いの終了時間になると、子どもたちから「今日だけ夕飯をいつもの班じゃないテーブルで食べさせてください」とお願いされました。

どうやら劇の場面ごとに分かれて、ご飯を食べながら続きを話すようです。

 

夕食、お風呂をすませ、いよいよ最後の夜のイベント「キャンプファイヤー」スタートです。

中高生の「浦島太郎」、大学生の「魂の自己紹介ロックバンド」、社会人の「4人のドラえもん…ポジティブ、マッスル、スパルタ、ポンコツ」そして小学生の「コラボ昔話 桃太郎&白雪姫」。

全員きちんとセリフを言って、動きもちゃんとついていて…。

桃から生まれた桃太郎が冒険の途中で白雪姫に出会い、2人で冒険をしている間に7人の小人に出会い、一緒にいたはずが白雪姫だけはぐれ、そこに魔女が現れて白雪姫は毒桃を食べて眠ってしまいます。7人の小人と桃太郎が悲しんでいるところに王子様が現れ、喧嘩And仲直り。みんなで鬼ヶ島に鬼退治に行く途中にキジサルイヌと出会い、鬼を退治。まだまだ冒険の旅は続く…というお話でした。

1時間半で全員参加の劇、しかも創作劇ができるんだなぁ、と超感動です。

 

キャンプファイヤーの最後は恒例の全員握手。

号泣している子、涙ぐんでいる子、笑っている子…。それぞれですが、みんな本当にやりきったいい表情をしていました。

 

キャンプファイヤーの最後に「一歩踏み出す勇気、どうしようか迷った時は止まらずGO」と「ここがゴールではなく、ここがスタート」という話をしました。

 

これは、全員に対してでもありますが、長年参加してくれて今回初めてキャンプファイヤー実行委員長になった子が気づかせてくれたメッセージでもあります。

 

彼は「自分の役割果たせてるかなぁ。話し合いの時も、自分は役割を果たせていない気がする。実行委員長としてできることがあれば、何でもやるから言って」と相談してくれました。

初めからうまくできる人なんていない。ここがゴールではなくすべてのスタート。

精一杯やってうまくいかなかったら、また改善して次に進めばいい。一歩踏み出す勇気、それがあればいつも今がスタートです。

この1週間で、実行委員長やセクションリーダーの立候補に一歩踏み出した子もいれば、いただきますや歌を前に出てやることに一歩踏み出した子もいます。手を挙げること、初めて会った子と友達になること、ご飯を残さないで食べること、自分の荷物を自分で管理すること、お父さんお母さんと離れて過ごすこと…。

みんなの一歩踏み出す瞬間や場面に一緒に入れたことを、スタッフ一同嬉しく思っています。

1週間、子どもたちとともに(実は子どもたち以上に…)スタッフも多くのことを学ばせてもらいました。

子どもたちと共に笑い、泣き、叱り、悩み…本気で向き合った1週間でした。

 

見守ってくださった保護者の皆さま、ありがとうございます。

まだ明日1日ありますが、最後まで安心安全に子どもたちと一緒に突っ走りたいと思います。

 

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