2014.8.14

8月14日(木)森を知る日

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わんぱくキャンプ5日目。
6:30 朝の集い。
朝食。日記&振り返り。

午前中は、「あづみの再活の松プロジェクト」の講師のご指導で、アカゲラの巣箱作りを行いました。
安曇野は今、マツクイ虫の甚大な被害に見舞われています。
マツクイ虫はカミキリムシの幼虫に寄生し、次々に被害は拡大。
そこで「あづみの再活の松プロジェクト」では、カミキリムシの幼虫を食べるアカゲラ(キツツキの一種)を呼ぶために、巣箱作りをしているそうです。

子どもたちは3人1組で巣箱作り。
6つの巣箱が出来ました。
来年、またこのキャンプ場に来た時に、アカゲラが入った形跡があるといいね。

お昼はこのキャンプ最後の飯ごう炊飯。
スタッフの手をかりずに、1時間で仕上げるにはどうしたらいいか。
チームで作戦会議をし、スタート!

始まって30分。生木をくべたり、ただ吹いていたり、一向に火が安定しません。

ここでマネジメントのざっつから「基本を教えないで、時間を追い込むだけじゃ意味がない」と檄がとびました。
…リピーターの子が多いことに甘んじて、火の基本をしっかりきっちりレクチャーしなかったことを猛反省。

急遽、ざっつの基礎講座により、子どもたちのかまどの火は見事に点火、安定。
残り30分で、おいしいご飯が炊きあがりました。
やはり基礎は何度も繰り返す事。基礎があっての応用だと改めて思いました。
必ず次にいかします。

昼食後、仲間の1人がサッカーの全国大会のため途中で帰宅。
みんなでトラストサークルハイタッチをしてお別れしました。
人の前にたったり、仕切ったりすることが苦手(と自分で思っている)彼には、今回、予期せぬ大きな試練がありました。
が、見事に乗り越え、少し自信をつけている様子がうかがえます。
また来年、成長した彼に会えることがとっても楽しみです。

午後は、自分達で作った巣箱を木に取り付けました。
ヘルメットをかぶって、安全帯をして、梯子に登っての取り付け作業。
怖かったけれど、少し鳥の気持ちが味わえたようです。

マツクイ虫にやられて枯れてしまった松の再生材を使い、鉛筆立ても作りました。
スタッフも鉛筆立てやプランターを製作。
子ども以上に夢中になってしまいました(笑)

その後の、テントサイトでの自由時間は、ハンモック、ターザンロープ(ブランコ)、どろけい、色おになど、やりたいことをして遊びました。
子どもたちは、本当に疲れ知らず~♪♪

16:30
今日は3つめのプロジェクト活動として、お祭り実行委員会主導のもと、明日の「地元交流お祭り」で何をするかの話し合い。
既に実行委員会のメンバーで「クイズ」「ボール探し」「おみくじ」の3つの出し物をすることは決めているので、あとは各チームのメンバー決め、準備に必要なもののピックアップ、ルール決めです。

今日も3つのメンバーを決めるところでおおいにもめました。
大人が強制的にメンバーバランスを変更するのは簡単です。
でも、もちろん今日も、子どもたちにお任せしました。

どうしても離れたくない友達、どうしてもやりたいプログラム。
でも、考えなくてはいけない男女バランスや学年バランス。
説得したり、されたり。
みんなに責められているような気がして辛くて泣きだす子、対岸の火事で自分には関係ないと思っていたら、いきなりメンバー変更をふられてめんくらう子…。

大人がみると「あそことここを変更したら簡単なのに」と思うことかもしれませんが、その1歩を踏み出すために、交渉力、プレゼン力、納得力、貢献力、バランス力・・・色々なことがおきます。
結果的に、3つのチームがバランスよくシャッフルされ、私たちスタッフが思っていた以上に、いいチーム編成になりました。

さあ、今日は安曇野市花火大会。

作ってもらった焼きそば弁当&ソーセージ&香港のASOKEN応援団でもあるパティシエから差し入れしてもらったクッキーを持って、長峰山の山頂から鑑賞します。

心配していた天気もなんとかもちそうで、上から見下ろす花火にワクワク。
でも、花火より、みんなでワイワイすごすことにうきうき。

今夜はきれいな星空。流れ星も見えます。
ハンモックで寝る。テントで寝る。
プラス、今宵は、ブルーシートにマットと寝袋で星空を見ながら寝る子も。

いよいよ明日はキャンプ場を離れ、地元交流プログラムです。

どうか最後までお天気が持ちますように・・・。

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