2014.8.14

8月13日(水)お祭りの日

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わんぱくキャンプも4日目。折り返しです。
昨日ハンモックで寝た数人も無事に落ちずに(笑)朝を迎えました。

朝の集いは、ともにぃによるランニング、ジェームスおすすめのげんこつ体操。
各実行委員会から現状報告。
中学生新聞、ASOKENソング、チクサクコール。
空気がひんやり気持ちいい朝です。

ご飯の前にサークルタイム。
みんなでユポイ、フルーツバスケットをやりました。

子どもたちの提案で、フルーツバスケットで椅子に座れなかった人が、次のお題を言う前に、キメ顔、ヘン顔、一発芸、ものまねなどをすることにしたのですが、やりたくて、空いているのに座らない子が続出(笑)。
みんなの前で何かをやりたい、みんなを楽しませたい、というその気持ちがとっても嬉しいです。

朝食の後は(すいかで種とばし競争もしました♪)、食器洗い、歯磨き、わんぱくTシャツへの着替え。

今回のキャンプでは、エコと効率を考え、片付け(食器洗い)は、「ペーパーで油汚れをふき取る→洗剤の桶で洗う→すすぎの桶で洗う→もう一度すすぎの桶で洗う→高学年がチェックをし、ダメなら洗い直し。
OKなら拭いてもらう」という流れになっていますが、既に個人個人が自分の食器を洗うのではなく、大きいお皿担当、スプーンフォーク担当、お椀担当、台ふきん担当など、チームで役割分担がひかれているようです。
何も言わなくても、自分達でどんどんやっていく自立式な感じがいいなぁ~♪♪

日記、振り返りを経て、いよいよ「わんぱくfestival」の準備です。
「シーザーサラダ、餃子、チャーハン、焼き芋、チョコフォンジュ」の5品の中から、自分が作りたいメニューを選び、チームができました。

実行委員長の「メニューは決まっています。作り方も買い出しも大丈夫。あとは作るのみです!!」という宣言のもと(かっこよすぎる!)festivalの準備が始まりました。

わんぱくfestival実行委員は6名。
こっそり実行委員長にメニューの決め手を聞いたところ、6名が食べたいものを1個づつ出し、6個は多いだろうということになったので、実行委員長をのぞいた5名の食べたいものでメニューが決まったそうです。
もちろん、その5名は必然的にメニュー担当に。

「僕は全体をチェックしたいので、どこかひとつのチームだけには入りません」
という実行委員長は、言葉通り、各テーブルを回って時間をはかったり、包丁の指導をしたり、サポートをしていました。いいねっ♪♪

各チームのリーダー(実行委員)も、ちゃきちゃきと手順を指示。
チョコフォンジュチームの女子は、刻むチョコより食べるチョコのほうが多かったような、チョコをまぜたヘラを3人でなめながら片づけていたような・・・(笑)

わんぱくfestivalは、子ども達が作った5品+スタッフが焼いたサバイバル焼き、乾杯用のサイダーで華やかなパーティーとなりました♪
あちこちで「おいしー」「うめー」「サイコー」という言葉が聞こえ、すべて完食!!
お腹も心も大満足なfestivalとなりました。

片付けのあとは、お祭り第二弾「キャンプファイヤー」の打ち合わせ。
わんぱくfestivalの実行委員長からキャンプファイヤー実行委員長にハイタッチでタスキを渡しました。

キャンプファイヤーの出し物は、子どもチーム、スタッフチームにわかれて、それぞれ打ち合わせ。
「自分達でやるから、スタッフは全員あっちに行ってください」とのお言葉をいただきました(笑)。

1時間後、3人の子どもがやってきて「もう少し時間をください…」と交渉をされました。

やりたいことが大きくわかれ、泣いたり、すねたりする子がいて、テンションがおちている。このまま一応決まったことをやってもいいけれど、それだと本当に心から楽しめる笑顔にはなれないから、もう一回、最初から話し合いたいとのことでした。

子どもの中には、もう決まったからいいじゃんー。遊びたいー。という子も、
泣いている子も、すねてムスッとしている子も、ハラハラしている子もいます。

そこをお互いに交渉しあい、もう一度、輪になった子どもたち…。

差し入れでいただいたアイスクリームを渡し、「やりたいこと、やりたくないことをお互いに言い合えるのは素晴らしい仲間の証拠。意見を言わないで我慢したり、賛成したふりをするより、ずっとずっといいこと。でも、次はどうやってみんなでまとめていくかが大切」とだけ話しました。

そして「ひとつ聞きたいんだけど、どうしてみんなは、輪になって座る時に、男の子と女の子で2つに分かれるの?」と聞いてみました。
「あっ、気がつかなった~。ホントだっ」と言う子もいれば、ばれたー、という顔をする子も。
その後、自分達で男女交互に座り直していたようです。

昨日までの様子見から、言いたい事がいえるようになったのはチームとして大きな発達の一歩。
私たちスタッフができるのは「一歩すすめる環境をつくること」と「見守ること」だけですが、昨今よく耳にする「ムリ」「うざい」「面倒くさい」「きもい」などの言葉でコミュニケーションをシャットダウンしてほしくない。
言いたい事をきちんと言える人、言いたい事をきちんと言える雰囲気を作れる人になってほしい。
好きな人だけで世の中は生きていけないのだからいろいろな考え方や価値観があって当然。そこからどうすりあわせていくか、を体感してほしい。
それこそが机の上での勉強ではない「生きるチカラ」だと思っています。

結局、子どもたちの発表は、全員が納得するものにしたため、最初に決めたものとは大幅に変わったようです。最後まであきらめず、本当によくがんばったね
スッキリ晴れ晴れとした表情で、どろけいをして走り回る子どもたちを見ながら、心の中で拍手喝采~!!

様子見の状態から一歩進み、「私ならこうするのに」という自我が芽生えたチーム。
飯盒炊飯の時にも、意見の食い違いが生まれました。

意見をいう事で衝突がうまれ、そこからすり合わせを行い、共通体験&成功体験を積み、結束が強くなる。
またみんなの距離がぐっと一歩近づいた気がします。

入浴後、キャンプファイヤー。
キャンプファイヤー実行委員長の火の神&点火でスタート。
「あほになれ」前座コント、子どものスタンツ(出し物)は全員参加の歌と踊り。
もちろん大人チームも「お助けレンジャー」の出し物。あっという間に時間が来てしまいました(-_-;)

最後に折り返し日ということで、みんなでここまでの写真の一部を星空上映会しました。
みんないい笑顔!!

明日も楽しい1日になりますように・・・

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